Dark Night City

少女は顔に絵の具が付いたことにも気付かない。
夢中で、自分なりに納得できる絵を完成させようとしている。
私は、少女に何を描いているのか質問した。

「あのね。これはね。めがみさまなの。」

それは、神々しくも不釣合いな翼が特徴的だった。

勝利の女神がいるのなら、敗北の女神がいたって不自然じゃない。 ただそれだけの思い付きをシナリオの形にしたらこうなりました。

シナリオの構造としては、秘術を知ることが依頼内容で、 秘術そのものが報酬となる珍妙なスタイルです。 それ故に、会話のシーンで エンターキーを押し続けると驚異的な速度でクリア出来ます。

スキルは女神だけあって高レベルです。 戦闘に重きを置くシナリオで使うと、 ゲームバランスを著しく崩す可能性が高いので、 御利用は計画的にどうぞ。

※パスワードは各自で考えて下さい。
面倒臭い、時間が無いなどの理由で、ユーティリティからクーポンを配布する場合は点数を0にすることを推奨致します。

じるじる…ずずず…ちゅうちゅう…ずる。

自分の中から大切な何かが抜き取られて行く感覚。
視界はやがて靄が掛かり、もう自分が誰かも思い出せない。

「クソっ！忌々しい血吸い鳥め！！」

このシナリオは「鬱陶しくて嫌らしい雑魚敵を作りたい」と言う着想が全てです。

取り立てて派手であったり、遣り甲斐があったりする訳でもなく、 ただただ暴虐の限りを尽くせば解決するシンプルな構造です。

仕上がりがちょっと投げ遣りな「ゴブリンの洞窟」とでも思って頂ければ幸いです。

一つ、また一つ。

舞台は煉獄の街。舞台は烏有へ。舞台は暗転へ。
全てを染める色は黒。炭化した黒。女の衣装も同じくして黒。
役者で非ざる者の思惑が踊り出す。

情報カードの影響力、Askシナリオのちょっとしたクーポン。 これらに着目したシティアドベンチャーの短編を目指してみました。

冒険者という厄介を請け負う人達に相応しく、 反面で冒険者という得体の知れない存在へ望むには危険な依頼です。 立ち振る舞い次第では無血で終了致しますので、 対象レベルは戦闘を行使した際の難度を考慮した値です。 因みにレベル1の冒険者一人でも充分にクリアできます。

依頼人の話を吟味しないとPCたる冒険者の思考に追いつけない場合がありますが、 その辺りは愛嬌という事でどうぞよしなに。

※シナリオ開始時、火晶石を持っていると強引に換金されます。
背景の表示速度を最速に設定する事を推奨致します。

秘密と反芻。隠された言葉と残された言葉。

宵闇を旅する道化を追って、行き着く先とは何処か？
それ以前に彼女は何者なのか？
誰一人、知る者は居ない………。

交易都市リューンの様なイベントやシステムの作り込みではなく、 カード購入に重点を置いたショップシナリオを想定しました。

只、店主との会話のやり取り等が存在しますが本質的には際立った状況の変化も無く、 通常の店としてのみ扱えるモノに仕上がっていると管理人は思います。

特定のカードを通常の販売価格より高く売却するコトが可能です。 また『黒い女』に対応しており、条件を満たせば商品が追加される仕様になっています。